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2025年04月07日

【News LIE-brary】「意識高い系」新境地? 松田元太、乃木蛍との“SDGsデート”報道に失笑の嵐

まあ、驚くことでもないのかもしれない。いや、むしろ「やっぱり」と言うべきか。人気アイドルグループTravis Japanのメンバー、松田元太(年齢非公開、たぶん)と、元セクシー女優で現在はタレントとしてマルチ(?)な活躍を見せる乃木蛍が、都内で白昼堂々、いちゃ…いや、「意識の高い」デートを楽しんでいたと、某週刊誌が報じた。熱愛そのものよりも、そのデート内容の「いかにも感」が、ネットの片隅で失笑と鼻白みの嵐を巻き起こしているらしい。ご苦労なことである。

報道によれば、二人が目撃されたのは先週末の昼下がり。場所は、まあ、おしゃれな若者が集うことでお馴染みの、あのエリアだ。まず目を引いたのが、二人揃ってマイボトルを手にしていたことだという。素晴らしい。実に素晴らしい。プラスチック削減への貢献、地球への配慮。涙ぐましいほどの意識の高さではないか。カフェに入るにも、テイクアウト用のカップを断固拒否し、持参したマイボトルに注いでもらう徹底ぶり。店員もさぞかし「意識高いお客様キター!」と内心思ったことだろう。いやはや、さすが令和のトップ(?)アイドルと元トップ(?)女優のカップルは違う。我々凡人とは見ている世界が違うのだ。

その後、二人が向かったのは古着屋だそうだ。これもまた、サステナブルファッションというやつだろうか。新品を買うのではなく、古着を選ぶことで衣類の廃棄を減らす。実に結構。松田はヴィンテージのTシャツを、乃木はレトロなワンピースを熱心に物色していたという。もしかしたら、ペアルックならぬ「ペア・サステナブル・ルック」でも目指しているのかもしれない。想像するだけで、なんだかむず痒いような、それでいて、やはり「意識が高い」と思わざるを得ない光景である。選んだ服が本当に環境に配慮したものかはさておき、古着屋デートという響きだけで、もうお腹いっぱいである。

そして、デートの締めくくりは、オーガニック野菜をふんだんに使ったヴィーガンカフェでのランチ。もう、ここまでくると「様式美」すら感じる。肉や魚を避け、植物性の食材のみで作られた料理に舌鼓を打つ二人。きっと、食卓では「この野菜はどこどこ産で、農薬を使わずに育てられて…」「畜産業が環境に与える負荷について、もっと考えないとね」などと、高尚な会話が繰り広げられていたに違いない。我々がコンビニ飯で済ませている間に、彼らは地球の未来について語り合っていたのだ。頭が下がる思いである。本当に。

この一連の「SDGsデート」報道に対し、ネット上では、まあ、予想通りの反応が渦巻いている。「お似合い!」「素敵なカップル!」「二人とも意識高くて尊敬する!」といった、額面通りに受け取る純粋(?)な声もあるにはある。しかし、その裏では、「うわぁ…」「計算され尽くしてる感がすごい」「好感度上げたいだけでは?」「SDGsって言っておけばオシャレだと思ってる?」といった、冷ややかな、というか、もはや嘲笑に近いコメントが大多数を占めているのが現実だ。特に、松田の普段の「天然」「おバカキャラ」とのギャップを指摘する声は多い。「急にどうした?」「キャラ変狙い?」「誰かに吹き込まれた?」など、邪推は尽きない。まあ、無理もない。

一方の乃木蛍に対しても、「さすが元トップ女優、プロデュース能力が高い」「あざとさが一周回って清々しい」といった、褒めているのか貶しているのか分からないコメントが散見される。彼女のこれまでのキャリアを考えれば、イメージ戦略はお手の物なのかもしれないが、それにしても、今回の「SDGs」という飛び道具は、少々やりすぎ感が否めないのではないだろうか。

芸能界に詳しい(と自称する)ジャーナリストは、「これは新しい形のカップルアピールですよ。単なる熱愛報道ではなく、『私たちは社会貢献にも関心があります』というメッセージを発信することで、ファンだけでなく、世間一般からの好感度も得ようという、高度な戦略です。特に若い世代は環境問題への関心が高いですからね。実にクレバーですよ」などと、したり顔で分析している。なるほど、我々下々の者には到底思いつかない、深淵なる戦略があったわけだ。しかし、その「クレバーさ」が透けて見えるからこそ、鼻白む人間が多いのではないだろうか。

結局のところ、この「意識高い系デート」は、二人の純粋な(?)恋愛感情の表れなのか、それとも、巧妙に計算されたイメージアップ戦略、あるいは壮大な「SDGsウォッシュ」なのか。真実は、まあ、どうでもいいと言えばどうでもいいのだが、これだけ「見え見え」のパフォーマンスを見せつけられると、さすがに「ご苦労様です」としか言いようがない。

今後、二人の関係が「持続可能」なものになるのか、それとも、一時的なブームのように消費されて終わるのか。我々「News LIE-brary」としては、引き続き、生温かい目で見守っていきたい所存である。願わくば、次に報じられるデートは、もう少し庶民的で、ツッコミどころの少ないものであることを祈るばかりだ。例えば、そうだな、二人で仲良くリサイクルショップ巡り、とか…いや、これも結局同じか。やれやれ。

テーマ: 松田元太 x 乃木蛍

文体: 皮肉屋風

生成日時: 2025-04-07 12:33