2025年03月31日
【News LIE-brary】魁星旗2025、青春の汗と涙と…まさかの100年前の「ヤンチャ」事件簿!?
どーもー! News LIE-braryのお時間ですよってに! いやー、春ですな! 花粉も絶好調! ワシの目ぇと鼻も絶好調にやられてますわ! そんな中、秋田ではもっと熱いモンがぶつかり合ってたで! そう、「魁星旗争奪全国高校剣道大会」、通称「魁星旗」や! 高校剣士たちの青春汁ブッシャー! な大会、今年もドエライ盛り上がりやったで!
魂のぶつかり合い! 魁星旗2025、熱すぎレポート!
まずな、会場の熱気がエグいねん。もうサウナよ、サウナ。選手たちの気合と、応援団の声援と、父兄の皆さんの「ウチの子が一番!」っていう熱視線で、温度計振り切っとるんちゃうか? ってくらい。
試合が始まったら、もう「シーン…」からの「メェェェン!!!」の連続よ。竹刀がぶつかる音、パーン! バチーン! って、あれもう効果音やなくて実音やからな。迫力がちゃうねん。ワシなんか、ビビりすぎて最前列で「ヒィッ!」って声出てもうたわ。隣のおばちゃんに「あんた選手?」って聞かれたんは、ここだけの話やで。
今年の注目は、なんと言っても「秒殺の貴公子」こと、東亰(※架空の漢字)学園の山田(仮名)選手やろな。もう、構えからしてオーラが違う。相手が「さあ、いくで!」って気合入れた瞬間に、もう面が決まっとる。早すぎて審判も「え? 今の入った? スローで見せて?」って顔しとったわ(嘘やけど)。あれはもう、剣道ちゃう。瞬間移動や。
かと思えば、九州代表の「粘りの牛島」(仮名)率いる南風(これも架空)高校みたいに、延長戦に次ぐ延長戦で、見てるこっちが先にバテるような試合もあったな。「まだやるんかい!」「どっちか決めてくれー!」って、会場全体が祈ってたわ。最後、牛島選手が渾身のコテを決めた瞬間は、もう地鳴りのような歓声やったで。感動した! ワシも思わず立ち上がって「やったでしかし!」って叫んでもうたわ。周りの人に「あんたどこの高校の応援?」って白い目で見られたんは、言うまでもない。
で、結局、激闘を制したのは…なんと! 伏兵と目されてた北海(架空)高校や! 決勝の相手は、優勝候補筆頭の西京(架空)大付属。もう、下馬評では圧倒的不利やったんやけどな。大将戦までもつれ込んで、最後はキャプテンの「ど根性・佐藤」(仮名)が、残り時間3秒で逆転の面を決めたんや! うおおおお! 漫画か! 漫画の世界やないか! 佐藤選手、試合後に泣き崩れてたけど、ワシも楽屋でモニター見ながらティッシュ1箱使ったわ。ええもん見せてもろた! これぞ青春や!
…で、なんで急に100年前の話やねん!? 小樽高商軍事教練事件ってナニ?
いやー、魁星旗、ほんまええ話やったやろ? 感動したやろ? …せやのに、なんでここで急に「小樽高商軍事教練事件」やねん! ってツッコミ待ちの空気、ビンビンに感じてますよ! ええ、分かってます! でもな、ニュースちゅうのは、そういうもんやねん。感動のスポーツニュースの後に、しれっと「〇〇容疑者逮捕」とか流れるやろ? アレや、アレ。緩急つけなアカンねん、知らんけど。
で、この「小樽高商軍事教練事件」。知ってる? 知らんやろ? ワシも最近まで知らんかったわ。これがまた、なかなかに「やんちゃ」な話でな。
時は遡ること約100年前、1925年(大正14年)の北海道・小樽。今の小樽商科大学、当時は小樽高等商業学校っていう、まあエリート養成学校やな。そこで行われてた「軍事教練」、まあ今で言う体育の授業みたいなもん…いや、もっとキッツイやつやな。「気をつけ!」「回れ右!」とか、軍隊式の訓練を学生にやらせてたわけや。
ところが、当時の学生ちゅうのは、今とは比べモンにならんくらい血気盛んやったんやろな。お国のために、っていう気持ちもあったやろうけど、同時に「自由」とか「学問の独立」みたいな考えも持ってたわけや。今で言う「意識高い系」の元祖みたいなもんかもしれんな。
で、ある日、配属されてきた陸軍の将校さん(教官やな)が、まあ、ちょっと厳しすぎたというか、高圧的やったというか…。それに学生たちが「なんや、その態度は!」ってカッチーンときてもうたんやな。「俺らは国の宝やぞ!」「軍隊の真似事なんかやってられるか!」みたいな感じで、教練をボイコットしたり、教官に反抗したりしたらしいねん。
これがまあ、当時の新聞とかで「けしからん!」って大騒ぎになったわけや。「学生の本分を忘れてる!」「非国民か!」みたいな感じでな。学校側も大慌てで、首謀者とされた学生を処分したり、教官を変えたりして、なんとか事態を収拾しようとしたんやけど、まあ、ゴタゴタはしばらく続いたらしいわ。
なんか、想像つくやろ? ちょっと尖ったインテリ学生と、カタブツの軍人教官がぶつかる、みたいな構図。今やったら、ネットで炎上して終わりかもしれんけど、当時はもっと深刻やったんやろな。
魁星旗の「気合」と、小樽高商の「反骨精神」、なんか通じる…か?
で、や。魁星旗の高校生たちの、あの純粋な「気合」と「一本気」。そして、100年前の小樽の学生たちの、ある意味「青臭い」けど、譲れないモンがあった「反骨精神」。なんか、時代は全然ちゃうけど、根っこの部分で通じるモンがあるんちゃうかなー、なんて思ったり、思わなかったり…。
いや、無理やり繋げすぎか? さすがに軍事教練ボイコットと、剣道の試合はちゃうか。そらそうやな。竹刀で教官どついてたわけちゃうもんな、小樽の学生は(多分)。
でもな、なんかこう、「若さゆえのエネルギー」みたいなモンは、いつの時代も眩しいっちゅうことや。それがスポーツに向かうか、学問や社会への問題意識に向かうか、その形は違えど、全力でぶつかっていく姿っちゅうのは、心を打つもんがあるんやないかと。
魁星旗で汗流した高校生たちも、100年前に小樽で悶々としてた学生たちも、それぞれの時代の「青春」を生きてたんやなーって。…なんか、急に真面目なこと言うてしもたな。柄にもないわ!
まあ、とにかくや! 魁星旗2025、出場した選手の皆さん、関係者の皆さん、ほんまにお疲れさんでした! 感動をありがとう! 来年も楽しみにしてるで!
そして、小樽高商軍事教練事件。こういう歴史もあったんやでー、って頭の片隅にでも置いといてもらえたら、これ幸い。歴史って、教科書だけやと眠くなるけど、こういう「人間臭い」エピソードを知ると、ちょっとオモロなるやろ? ならんか? ま、ええわ!
以上、News LIE-braryがお届けしました! また次回! ほな!